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新しい査証でPratoに戻りました。

(2018-02-22)


2月16日、新しいVISTO(査証)を手に無事Pratoに戻りました。

1.日本からのフライト

2月15日23:50羽田発の便で日本を出発し、パリ経由で17時間後の16日朝9:00フィレンツェ空港に無事着きました。30時間前のオンラインチェックイン解禁と同時にチェックインしましたが、のっけからビジネスクラスは既に空きがなく、エコノミー席で帰ることになりました。空港へは息子夫婦に車で送って貰いましたが、羽田空港ターミナルビルまで行ってしまうと、アクセスがバス・タクシー・個人の乗用車などで恐ろしく混雑しているので、京急平和島駅で下ろして貰い、そこから電車で12分、空港にスムーズに滑り込みました。これはベストの方法でした。家内の腰は本調子からは程遠く心配でしたが、機内最後尾の連続席を確保しておいたので、1人が立っていれば家内は腰から背中を平らにして横になれます。そんなことを2回だけ繰り返して、12時間のフライトを消化できました。私も足を前の席の下まで伸ばす方法を見つけて1時間ほどまどろみ、その後は大分楽になりました。家内も同じくらい眠れてちゃんと自分の足で、フィレンツェへの乗り継ぎ口まで問題なく移動できました。でも、朝4:45分のドゴール空港は店が閉まっていて、人も少なく、搭乗口まで辿り着くのは楽ではありませんでした。

ドゴール空港からフィレンツェまでは1時間半くらいです。それなのにこの区間を間違って ビジネスクラスにアップグレードしてしまいました。特に横になれるわけでもないし、足元がすごく広いわけでもないのに、おかしいとは思いながら”ビジネス”の言葉の残り火にひかれてフラフラと変更してしまい、キャンセルも不可の状態になってしまったのです。でも、この席は一応”ビジネス”でした。朝食が単なるサンドウィッチとコーヒーでなく、チーズとハムと卵料理とサラダなどホテルのようなメニューなのです。そして、3つの席の真ん中は空いていて、その両側を二人だけで使う形になっています。何よりよかったのは席を移動して小窓の外の景色を眺められることでした。私たちのPratoへの帰路はこれまでずっと夕方から夜でした。ところが、今回初めて朝、それも明け方からの便です。飛び立ってしばらくすると、墨色のとばりの両端を大男が両腕をいっぱいに伸ばして引きちぎり、そこに出来たはるか遠くの何筋もの水平の隙間に、待ってましたとばかり、オレンジや水色や曙色の光が満ちてきます。この日がとりわけ特別というわけでもないのに、そう思わせるスペクタクル。見飽きることがありません。そのうち、飛行機の周りの雲が途切れて、遠くに山なみがうっすらと見えてきました。モンブラン(イタリア語ではモンテ・ビアンコ)、モンテ・ローザ、チェルビーノなどその主峰を構成しているのかもしれません。おそろしく静かに佇んでいます。神々がそこに住んでいるかのようです。

2.昼寝、水汲み、買物、昼食、昼寝、買物

スムーズなランディングの後、バスでPratoのアパートに10時に着きました。何はともあれ、昼寝です。1時間半ほど横になって、お爺さんは水汲みに。お婆さんは総菜屋へ昼食を調達に行きました。暫くぶりにPratoの街を歩いてみると、査証が取れたからこそ、今ここをこうして歩いていられるのだなぁ・・・と感慨深いものがありました。寒気の中を道行く人にも前より親しみを感じます。そして、昼食はキノコ入りのポレンタ。久しぶりの飾らない、でも念入りに味付けされたイタリア料理、とてもおいしく臓腑に浸みこみました。そして、また2時間ほど、昼寝。寝起きは、寝ている最中に叩き起こされたような感じでとても眠いです。でも、起きないと夜眠れませんから仕方なく起きます。そして、COOPへ買い物へ。牛乳、ヨーグルト、レタス、オレンジ、キウイ、チーズ(ペコリーノ2種、フォンティーナ、ゴルゴンゾーラ)、ウサギのレバーなど買いました。そして、また、休んで夕食、夜は早く寝ました。私たちは旅行者ではないので、早めに時差を解消するため、多めに寝た方がよさそうです。

3.滞在許可証申請Kitの作成と提出

VISTOでの入国後8日以内に滞在許可証の申請をしなければなりません。査証があるのに、その他何で滞在許可証が必要なんだと思いますが、査証は入国許可するもので、かつ、その滞在理由をその後の滞在許可証に与え続けるという意味があります。2013年12月にイタリアに来たときは滞在許可証申請には苦労しましたが、今回は日本に帰る前に、移民局での予約を済ませておきましたので、19日に申請書の作成をして貰えました。移民局で申請書の作成を担当してくれる方は、私たちにVisto per Residenza Elettiavaの取得を勧めてくれた方で、今回、そのVISTOを見せるととても喜んでくれました。いつも私たちには好意的に接してくれます。そして、申請書の書留発送のために郵便局へ。警察の滞在許可証申請受付は郵便局が担当しています。警察と郵便局、イタリア官僚組織の最悪の組み合わせと言ってもいいのではないでしょうか。今回はPratoの本局はやめて、もっと小さな郵便局で申請してみました。ちゃーんとやってくれるではありませんか。申請をすると、警察への出頭日が指定されます。5月3日、13時43分と13時46分。手数料は警察へ70.46ユーロ、郵便局へ31.5ユーロ、その他印紙税16ユーロの合計117.96ユーロです。その割にサービスが悪い。でも、一応大事な手続きが済みました。4年前と比べると大変な進歩です。

4.Tessera Sanitaria(健康保険証カード)の申請

イタリアは国民皆保険ですので、旅行者のような臨時滞在者でなければ、誰でも加入できます。でも、結構保険料が高い。前年収入の20,658.28ユーロまでが7.5%、20,658.28を超える部分については4%の保険料率が適用されます。介護保険料は徴収されません。去年11月から日本を発つまでの4ヶ月半、かなり、健康に不安を感じましたので、何はともあれ、加入することに決めました。申請はUSL(Unità Sanitaria Locale)という事務所で行ないます。前の日に保険料を計算して郵便局で納付して、納付書のコピーを作りました。その他、滞在許可証申請の税金納付済書と書留発送受理証も提出します。この事務所は一日で手続きが済むイタリアでは稀な場所です。ところが、今日は受付で変な女性に出くわしてしまいました。あなたたちには私たちは何もしてあげられませんというようなことをちょっと私たちから聞きかじった情報をもとに平気で言うのです。私たちは既に4年超ここにいて、このオフィスにも7,8回は来ています。それなのに、イタリア語が分からない外人扱いをして間違ったことを言っても恥じるところがありません。私は久しぶりに頭にきて、乏しいイタリア語の能力をフル活用してまくし立ててしまいました。でも、聞く耳を持たないのですね。自分でこうと思い込むと間違った方向にずんずん進んでしまうのです。私たちのパスポートと期限切れの滞在許可証をもってどこかに消えてしまいました。これはヤバい。パスポートを失くされて、そんなもの受け取ってませんと言われたら、渡した・受け取ってないという水掛け論のまずいことになる。私たちを旅行者と勘違いしたようだったので(そもそも、貴重な時間を使って旅行者が訪ねてくるほどUSLは素敵なところではありませんよ。発想からして狂ってる)、プラート市発行の身分証明書をもったれっきとしたプラート人なのだと分からせて欲しいと、受付の若い女性に頼みました。経験の浅い人たちのようでしたが、何とか、伝えて貰いました。しばらく後、窓口に案内され、話の分かる女性担当者がバンバン手続きを進めてくれました。それだけの書類を万全に用意して出かけたのですから当たり前ですけど。あの、女性は何だったんだろう。ただ、手続きの邪魔をしただけだとしか思えません。こんな場面にこれまで何度出くわしてきたでしょうか。あぁ、こんなことで随分時間をむだにしてきたなぁー。多少、言葉と手続きについて慣れるにしたがって、次第にこの辺の事情が分かるようになってきました。でも、Pratoに戻って、4営業日目までに、滞在許可証と健康保険証申請手続きまで、済んだのですから、4年2か月前と比べれば、大変な進歩だと自画自賛することにしましょう。健康保険カードは1,2週間で郵送されてきます。滞在許可証の指紋取りのための出頭は5月3日です。それまで、ダティーニの仕事に専念できます。
今回も達磨さん、ありがとう!!!
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