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Pratoに戻りました(2018年9月)

(2018-09-29)
9月28日、日本で過ごした3ヶ月もあっという間に過ぎ、また、Pratoに戻ってきました。(左写真はシャルルドゴール空港のTerminal2F入口付近)

1.山小屋でしたこと(蟻の撃退作業、屋根塗装、ベランダ塗装)。

前回のブログで書いた蟻の撃退作業、結局1000個超の穴をあけ蟻キンチョールを吹込み、そしてステンレスネジで塞ぎました。ドームハウスは5つの5角形の上に5つの6角形が乗り、その天辺に1つの5角形が乗って半球を塞ぐ構造になっています。その5角形と6角形はそれぞれ5枚と6枚の3角形パネルで出来上がっています。すると、5×5+5×6+1×5=60枚の3角形パネルでドームハウスの骨格部が作られていることになります。床面から天辺までは6m位の高さがあり、2階のロフトの床面から脚立を立てると一番高いところに届きます。でも、ロフトは半分だけですので、天井というか壁というかその半分には手が届きません。それで約30枚の3角形パネルに蟻の嫌がる処置を施しました。2m弱ある3角形パネルの一辺に12個の穴をあけると2個の穴は他の辺と共通になるので34個の穴が必要です。すると、34×30=1020、確かにその位穴開け、注入、穴閉じをしたことになります。その結果は?齧る音はほとんど聞こえなくなりました。でも、もう蟻の繁殖期が終わったかもしれませんので、また、来年どうなっているかを観察してみないと結論は出せません。でも、上手く行っていたとすれば、今後さらに20年使い続けることができるかも知れません。そうなるといいのですが。
    その他、これまでと同じように屋根塗装。3角形パネルの7枚分に塗装しました。今年は雨が多く、お天気の機嫌を見ながらやろうとしましたが、最後はもう塗装の後雨が降ってもいいやととにかく塗り上げてしまいました。もうひとつ、ベランダの塗装。これもお天気の都合で、今年は十分塗れませんでした。そこで、プラスティックの波板を組み立てて、弱い部分を覆いました。ベランダの一部の板を取り外して冬を越させますので、そこに水が落ちるようにできます。これは初めての試みですが、来年来た時にどうなっているか。これも期待と不安をかきたてます。
年金生活では大きな出費に耐えにくいので、今のところ自分でメンテナンスしていますが、これも段々辛くなってくるんだろうなと思いながら、それでもなるべく年々楽になるような方法を考えながらやっています。でも、新しい難題がいろいろと起こってきているような気もします。

2.山小屋で家内がやっていたこと(TinyJPGでのファイル圧縮作業)

前回ちょっと書いたTinyJPGでの画像ファイル圧縮。家内が頑張って7月7日から8月30日まで毎日朝から夕方まで作業を続け、これまで撮影した約62000枚のダティーニ帳簿画像の圧縮をやり遂げました。これはなかなか大変なのです。というのはTinyJPGのサイトに一度にアップロードできる画像は20枚という制限があるためで、この20枚ずつの作業のサイクルが長くなく短くもなく中途半端に人手の関与を求めるからです。一度にどっさりアップロードしてほぉったらかしにしておき、しばらく経ったら圧縮されたファイルを一度にダウンロードして、途中は別のことをしているというわけにはいかないのです。大学時代からの友人がpythonのバージョン3.6を使ってこの作業を自動化するプログラムを作ってくれたのですが、私の使っているpython2.7と違っていたので使わせて頂きませんでした。バージョンの違いに悩まされて自分のDatiniシステム構築に専念できなくなることを避けたかったことと、TinyJPGの画像圧縮による劣化が元画像と比較して殆ど差がないほど素晴らしいクオリティだったことから、TinyJPGで通してしまいました。9月5日に実演を見せて貰いましたが、これまた素晴らしい出来で完成度も高くなっていたのですが、残念ながら作業が終わった後でした。ごめんねK君。

作業の結果はめざましく、圧縮前に198GBあったファイルが33.9GBまで小さくなりました。私たちはDatini帳簿をすべて撮影すると1000GBに達すると予想していたのですが、これが実に悩ましいかったのです。というのは画像のアップロード先のWebホスト契約の最大値が500GBのために、1000GBとなると二つのURL(インターネットの住所)に分けて帳簿画像をもつ必要があったのです。でも、これを元画像の17%の170GBに抑えられるとしたら、現在の契約容量で足りることになります。私たちの経済的負担も少なくて済みますし、技術的な問題も付け加わってきません。その他、画像のホストへのアップロード時間がとても短くて済むようになりました。以前は400枚の画像をアップするのに5時間半位かかていたのに、圧縮ファイルでは8分で済んでしまいます。アップロードをしているとき、インターネットで他の作業をすると遅くなるので、夜中にアップロードしたりしていましたが、その必要はなくなります。また、何よりもいいのは将来私たちのシステムを使う人にとってファイルが小さければそれだけ早く画像を見ることができますし、通信トラフィックが小さくて済むので通信料金も少なくて済みます。こんないいことづくめの作業をやり遂げた家内は偉い。そのご褒美は?トルコ産マグロの中トロの手巻き寿司がそれだったかな。

3.帰路(羽田からパリ、乗り継いでフィレンツェへ)

帰路なんて言葉を使ってしまいましたが、日本に3ヶ月、Pratoに9ヶ月という配分なのでこの方が自然な感じになりました。さて、9月25日。出発日の朝起きると航空会社から出発時間が2時間遅れるというメールが入っていました。さらに、この遅れによりパリでの乗り継ぎが間に合わないので、その日の20時50分パリ発だった便を翌日9月26日9時40分発の便に変更しましたので、チェックインして新しい搭乗券を受け取って下さいというメールが届きました。天気予報より早く雨がバシャバシャ降っているし、どうも、ついてないなという感じです。

空の便は遅れると、電車のようにすぐ次の便に乗れるわけではないので、一日の遅れになりがちです。2013年の7月、フィレンツェからの便が風で欠航、ボローニャにバスで移動して翌日出発。その9月今度はミュンヒェン空港からの乗継便の整備が遅れて、一旦搭乗した飛行機から降ろされて3時間程待たされて夜7時半にフィレンツェ着の筈が10時半に、荷物を受け取って帰宅すると夜中になってしまいました。2017年の6月のフィレンツェからの便も強風で欠航、翌日ボローニャから出発ということがありました。そこでルフトハンザ航空の便は風が吹きやすい時間帯なのでこれをエール・フランスに変えて夜遅くフィレンツェを出発する便に変えたのが今年の1月からでした。それなのに、エールフランスでも遅延に見舞われるとは!5年間で6回往復、したがって12回の便のうち4回で遅延や欠航があったというのは輝かしい???事故歴ですね。

パリ・シャルル・ドゴール(CDG)空港に着くのが21時半。そこから翌朝9時40分まで、空港で過ごしていたら、腰がイカレてしまいます。そこで、Air Franceに電話し(こういうときはこれがまたなかなか繋がらない)、他の便で適当なのはないか、ホテルは確保してあるか、自分で確保した場合どのように保証されるか等々聞きました。結局、いい便はなく、案内の通りの便で行くことにし、ホテルの予約は自分でして後から航空会社に請求することにしました。翌朝の搭乗は9時10分からなので2時間の余裕をみると7時前にはホテルを出る必要があります。特に、今回も私たちには滞在許可証が未発行で携帯しているのはその申請書類だけなので、通関でもめる可能性もあります。そこで、空港に近いホテルを探して予約しました。時間が迫る中でのホテル探し、ツイン・ベッドの部屋がなく結局ダブルベッドの部屋で我慢することに。オンラインチェックインはしてあったのですが、その確認証を提示して搭乗券を受け取るという手はずなので、やはり搭乗2時間前に羽田へ向かいました。重い荷物2つを両手に持てば傘はさせません。幸い雨が小降りになりあまり濡れずに恵比寿駅まで到着できました。羽田のチェックインで荷物を預けるときに聞くと、ご自分でホテルを予約した方が確実ですとのこと。まぁ、これも経験のひとつになります。

翌朝4時半、もう浅い眠りを続けても仕方ないと二人で腰痛体操を始めました。1時間弱で終えた後、飛行機に乗ってから食べればいいので、ホテルで焦って朝食をとらなくてもいいのに、食べてしまいました。リンゴの煮つけは甘さが抑えられ、またクロワッサンはフランス流でどちらもおいしかった。チーズもコクがあり旨いのですが、イタリアの方が種類が豊富で好みの合うのを見つけやすい。チェックアウトでの混雑は意外に時間がかかることもあるので、朝食はそこそこ済ませてカウンターへ。航空会社に提出する領収書は正式のものを発行してもらいました。ホテルからターミナルへは昨晩乗ったCDGVALという無料のシャトル便を使えます。第2ターミナル駅に到着すると出発ロビーに近く、また、パスポート・チェックはなく、荷物検査もそれ程厳しくはありませんでした。この点、私たちの限られた経験内のイギリスやドイツの空港と比べてもフランスの方が好感が持てます。結局、出発までにたっぷり時間が生まれたので、CDG空港の配置を究明しておこうと待合室の家内から離れて地図作りに出かけました。

CDG空港は第一、第二、第三ターミナルから成り立っていて、そのうち私たちに関係するのはどうも第二らしいことが分かりました。日本からの到着は2E(この2は第二ターミナルを表すようです。右図上下対称形のうち、赤い気球「Terminal 2」マークの下の部分)。フィレンツェ行きは2F(右図の「Terminal 2」マークの上の部分)からのようです。Air Franceが第二、第三のほとんどを占有している状態です。いつも2Eから2Fへとても長い距離を移動してフィレンツェへの便に乗り継いでいた印象がありますが、第二ターミナルの中だけでの移動だったとは。これで次回からはあまり急がなくても乗り継ぎできます。今回も途中、アルプスが冠雪を減らしてよく見えました。フィレンツェ空港に降りてみると風が強くよく着陸できたなと思う程でした。かなり急ブレーキをかけた着陸でしたので、MACのPCを前の座席に飛ばした人もいたほどです。私も岩波新書とデジカメを前の席まで飛ばしたのに、前の席の初老のイギリス人夫婦に手渡されるまで気が付きませんでしたけどね。

そんなことで、半日遅れでやっとPratoに戻りました。戻るといつものように、水の調達、買い物、散髪。荷物の片づけ。2日経って今日はAir Franceへのクレームの作成(HPのフォームへの入力と領収書の写真添付をして送信するとAir Franceから受信メールが届きます。)。明日からは普通の生活に戻れそうです。今回、フライト遅れによるホテル泊が余分でしたが、朝早く起きてしまったためか、その日の午後は恐ろしく眠かったので午睡し、夜もまぁまぁよく眠れました。そのためか時差の解消が3日目にして完了したようです。そういうメリットでバランスがとれたことにします。また、来年まで落ち着いて仕事に励みましょう。

(右の写真は、今年夏、富士見町のお蕎麦屋さんで頂いた花活け。Pratoの道端で咲いていた花と相性よく、とても可憐。)
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