FC2ブログ

クリスマス気分のパドヴァへ

(2016-12-20)
Merry Christmas!!


この時期、プラートの町中に恒例のイルミネーションが輝いています。他の町はどんなかな?と、前々から行きたいと思っていたPadovaへ15~17日に2泊で行くことにしました。ホテルを予約したのは2日前、3星ホテル専門の私たちも料金がお得な冬場は4星にグレードアップ!(写真はPadovaのチェントロで)

 Padova はヴェネチアの40kmほど西にあり、プラートからはボローニャ乗り換えで3時間前後です。まずは駅のインフォメーションでPadova card(48時間と72時間有効がある)を買います。このカードで市内のトラムとバスは乗り放題、スクロヴェーニ礼拝堂やDuomoの洗礼堂、いくつかの美術館等の見学も無料になります。Padovaといえばなんといってもスクロヴェーニ礼拝堂、ということらしいので、ついでにここで予約をしてもらいます。各回15人まで、15分間観覧という制限つきですが、この日の午後4時というのが空いていたので予約をしてもらいました。48時間カードが16ユーロ、プラス予約料1ユーロでジョットの宝石箱といわれる礼拝堂が見られます。

 お隣の市立美術館を見て時間調整をし、言われたとおり5分前に礼拝堂の入り口に着くと、まずクリーンルームのビデオで基礎知識をインプットします。その後礼拝堂に入りますが、見学者は私たち2人だけ。聖母マリアの誕生からキリストの復活までを壮大な絵物語にしているのですが、青を背景に天井と壁面を埋め尽くした色彩の美しさは何とも言えず、15分はあっという間に経ってしまいました。次のグループも少人数だったので、一緒にあと15分見てもいいですよ、という係りの人の言葉に甘えさせてもらいました。残念だったのは、ジョットが最初に宗教画に感情表現を持ち込んだというのが、天井が高くて表情までよく見えなかったこと。今度来ることがあれば双眼鏡を持ってこよう。

Padova3
 アドリア海から近いので魚料理がおいしいと聞き、運河沿いの”Ristorante Ai Navagli”で夕食。お味見コースは、一口サイズのお料理が7品出てくるというので、生コースと調理済みコースをそれぞれ選択しました。生コースは3種類のえび、いか、まぐろ、たい、ほたて、すずき、牡蠣などに塩こしょう、オリーブオイルをかけていただきます。なかなかおいしいけど、やっぱりわさび醤油が欲しかった。調理済みコースのほうは1品1品丁寧に作られていて、火の通し具合も絶妙でレベルの高さを感じさせます。特に写真のたこと茄子の燻製をあわせたものは最高でした。そのあとリゾット、メインの魚料理、デザートと続き、けっきょく腹12分となってしまいました。凍るような寒さの中、腹ごなしにゆっくりと広場や通りごとに趣向を変えているイルミネーションを楽しみながらホテルに帰りました。

 Padova のトラムは町の中心を通って南北ほぼまっすぐに突っ切って走っているのでどこへ行くにもあまり歩かずに済み、しかも約6分間隔で走っているので、Padova4街の外にでるのでなければバスより便利です。

次の日の朝はまたトラムに乗って、巡礼の地、聖アントニオ教会へ。外観はレンガ造りで丸い屋根がいくつもぽこぽこと聳え、イスラム寺院を連想させます。中は凄い!複雑に入り組んだクーポラのつくりとその装飾の華麗さに目を見張ります。聖アントニオの聖遺物がある一角では牧師さんに呼び止められ、”あれが聖アントニオの舌だよ”と懐中電灯で金の装飾のあるガラス容器の中を照らしてくれました。

 町の中をあてもなくぶらぶら歩きまわり、ラジオーネ宮の下にある市場に行くと、大きな魚やさんがありました。新鮮そうな魚介が並んでいるので、生で食べられるものはあるか?と聞き、かじきまぐろのような魚をその場でイケメンのお兄さんに刺身にしてもらいました。オリーブオイルをかけてもらって、その場で立ち食い。イタリアのおすし屋さんで食べる刺身よりずっとおいしい!

 ガリレオ、ダンテやペトラルカも教鞭をとったという、イタリアではボローニャ大学に次いで古いパドヴァ大学の前では、卒業生らしき月桂冠をいただいた若者が周りの人たちに”Dottore! Dottore!” と囃したてられています。博士ではなく、学部卒業生のことをそう呼ぶようです。
Padova2

 夜はホテルから近い教会の中で管弦楽コンサートをやるという情報を得たので出かけて行きました。弦楽の音がよく響いて素晴らしい音を出し、Aldo Caputoというテノール歌手の声もなかなかで、満員に近い聴衆を満足させ、4回もアンコールにこたえていました。アンコールで歌ったアヴェ・マリア、よかったな。思いがけず良いイベントにぶつかり、感謝!!

 最終日は、チーズやチョコレートなどお土産物を買い、おいしそうな惣菜やさんを発見したので店内の片隅で昼食にしました。この土地は、なにを食べてもはずれがない!

 2泊3日でだいたい見て回れ、丁度いい日程でした。

 皆様、良いお年を!

(聖アントニオ教会)
スポンサーサイト


コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

SCIUICIdiFDATINI

Author:SCIUICIdiFDATINI
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR